昔を語るということと、20センチュリーウーマンの感想

休みの日に保坂和志のエッセイを読んでいたら、ギリシア悲劇、エウリピデスの話が出てきた。話題に上るのは『トロイアの女』なのだが、面白いのは、ギリシア軍に破壊し尽くされたトロイアの街で、トロイアの女王ヘカベがこんな台詞を吐くところだ。 「しかし…

とりとめのない日記・雑記

6月〜7月上旬の、とりとめもない日記・雑記です。 ‪<カメラを向けられる> 訓練されていない人間に、いざ撮影、とカメラを向けると、動きがぎこちなくなる、ただ歩くだけで不自然に見えてしまう、という図は簡単に想像がつく。今日、「そういう時は何かものを…

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 感想

1991年の台湾映画。観てからひと晩経ちはしたものの、いまだに「すごいものを見た」という感覚が自分の中で反響していて、いまいちまとまらない状態のまま書いていく。 ===== この映画にはまず、中国(親)から分かれた台湾(子供)という図*1がある。そし…