理想のデート

やってみたいことリスト(思いついた順、2020年3月12日)

 

  • ふたりで東京堂書店ジュンク堂池袋店へ行く。「あ、おれこの本すごく好きなんだよね」「私はこの雑誌のこの号がクソだと思ったな」的な会話をしながら棚を移動する。

 

  • 味園ビルの飲み屋街へ行く。別行動で三軒の店をはしごして、二時間後に集合する。四軒目で、互いの得た知見を交換する。(同性のグループで経験済み)

 

  • 町田リス園へ行く。

 

  • バイクに二人乗りする。十中八九大丈夫であろう場面で十秒目隠しをして、二人に加護がついていることをたしかめる。

 

  • 勝手にあがれそうな雑居ビルを探して屋上にのぼる。適当に写真を撮って帰る。(済)

 

  • オールタイムベストソングを収めたプレイリストを作る。その曲の素晴らしさを互いに教え合う。

 

  • エゴグラム的な心理テストをやる。互いにチェックする。次に、全ての回答を裏返したバージョンの人間像もチェックする。しばらくその人格になりきって話してみる。(©︎カタワレガタリの会・友人Kの案)

 

  • 互いが一緒にいるための積極的な条件と消極的な条件をそれぞれ考える。条件がふたりにとってどの程度重要かも考える。

 

  • 手頃なものを燃やして心を落ち着かせる。場所は公園や河川敷が望ましい。

 

  • 片方がUberの配達員をやってみる。もう片方はそれに付き合う。搾取に対するささやかな抵抗をあらわすため、つまみ食いをする。
    注意: すぐ飽きそうなのでそのままピクニックにでも行く

 

  • 互いに知らない人のふりをして、同時に美容院へ行く。美容師との会話を通し、架空のプロフィールが出来上がっていくのを隣同士で聞く。
    注意: 美容師に迷惑をかけないこと。絶対に笑わないこと。

 

  • ウォータースライダーのあるラブホテルへ行く。
    注意: 水着持参

 

  • ふたりで将太の寿司を読んだあと、寿司屋へ行く。(済)

 

 

  • 夏がくるまでにやめたいことリストを互いに発表する。簡単なものからひとつ履行してみる。
    例: しょうもないゲームをiOSから消去する

 

  • トランポリンの体験へ行く。
    注意: スカートを履いてこない

 

  • 他に自分と同じ主張をしている人を見たことがないけれど、これってこうじゃない?という文化的な発見を共有する。ポップなやつが望ましい。
    例: ジャームッシュの『パターソン』に出てくる妻の名前、LauraってアウラauraにL足してんじゃない?『ノルウェイの森』ってジッドの『田園交響曲』の姉妹版じゃない?その他ロレックス(なにが似ているとは直接的に名指すことができないが似ているもの同士を挙げる)など

 

  • 有名人の真似をして記念撮影をする。地味なのでいい。カメラや照明、衣装などをそこそこ本格的にやる。
    例: 派手な題材でなくていい。入団当初の落合、フェリーニの『8 1/2』におけるアヌーク・エーメなど

 

  • 最低の飲食店をGoogle Map上で閉店させる。(友人R、友人Hの案)
    例: 店主が隣の席で人種差別的な言動を行っていた、店主からマルチ商法に勧誘された、喫茶店のマスターと会話中、BGMでクソ有名な曲(Waltz for Debby)が流れてきて、「あれ、これ聴いたことないバージョンですね」と言うと店主がそもそもWaltz for Debbyを知らなかった、など

 

  • 家でジャズのヴァイナルをかける。窓を解放して、雑踏や車の音、環境音が入り込んだ方が美しく聴こえるかどうかを鑑定する。7階以上が望ましい。(友人R、友人Hの案)

 

  • これまでに経験した霊的な体験を共有する。状況次第ではその場へ行ってみる。
    注意: 幽霊やお化けを科学的に否定する人間はあまりデートに向かない。

 

  • 家の近くにある高級ホテルに泊まる。

 

  • 夏、大学のプールにポータブルのオーディオと飲み物を持って忍び込む。ひとしきり泳いだり踊ったりしたあと、朝までぼんやりする。(済)

 

  • 裸になって、互いの体の「生存にネガティブな作用を及ぼさなかった奇形」「致命的でない、瑣末な奇形」を見せあう。
    例: 「おれは小指の骨が湾曲しててフックみたいになっているから、買い物袋や帽子を引っ掛けられるよ」「わたしの首が長いのは、骨の節が人より一個多いからなんだよね」

 

  • 「正直タイム」と叫んで(叫ばなくてもいいが)、そのあと正直なことだけを話す。(済)
    注意: ここで意図的に嘘をつく人間にはデートをする資格がない

 

  • その正直さを心のどこかに保存して、しばらくどこへ行くにも持ち歩く。